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2014/04/15

MacでGoのデバッグ環境を構築する

導入まで手間がかかったのでメモ。

コマンドラインツールに含まれるgdbはちょっと古い (GNU gdb 6.3.50-20050815 (Apple version gdb-1824))ので Goのデバッグに使えません。また、導入したgdbでプロセスのデバッグをするためには署名を入れる必要があります。

さらに、環境変数を適切にセットした上で正しいファイル構成でコンパイルする必要があります。

2010/10/08

カスタムURLスキームと名前付きペーストボードを利用したATOK Pad for iPhoneとの連携

カスタムURLスキームと名前付きペーストボードを使うことで、自分のアプリケーションからATOK Pad for iPhone (以下、ATOK Pad) を利用することができるようになります。これまで何回かにわたってカスタムURLスキームを利用する方法や、独自カスタムURLスキームを指定する方法などについて述べましたが、今回はこれらのまとめとして、ATOK Padとの連携について説明します。

この記事ではカスタムURLスキームのためのInfo.plistへのエントリ作成は既に済んでいるものとします (以前の記事「 iOSで独自カスタムURLスキームを設定する方法について」も参照してください)。また、Interface Builderの利用法については理解しているものとします。なお、ATOK Padには開発者向け情報向けページがあり、サンプルプログラムも用意されているので試してみるとよいでしょう。

2010/09/02

Dropbox SDKを利用したiPhoneアプリケーションの作成

記事タイトルが前回とあまり変わらないですが、今回ではDropbox SDKを用いたiPhoneサンプルアプリケーションの作成の手順と、Dropboxからメタデータを取得してテーブル(UITableView)で表示する方法を紹介します。なお、Xcode、iOS SDK、Dropbox SDKは導入済みであるとします。また、Dropbox for Developersでアプリケーションのディベロッパキーを取得済みであるとします。お持ちでない方はDropbox SDK for iOSサンプルアプリケーションのコンパイルの記事を参考にしてディベロッパキーを取得してください。

2012.05.21 追記 この記事は内容が古くなっていますので、次の記事も参照してください。

2010/09/01

Mac OS XでのChromiumのコンパイル

Chromiumはオープンソース版Chromeです。Chromium WikiのMacビルドのページを参考にコンパイルしてみました。64-bitサポートは現在Linuxのみのようです (参考)。OSはSnow Leopard、Xcodeは3.2, Macportsは導入済みでsvnなどをインストールしているものとします。

2010/08/31

Dropbox SDK for iOSのためのディベロッパキーの取得方法とサンプルアプリケーションのコンパイルについて

2010年5月にDropboxのモバイルAPIが用意され、iPhoneやAndroidアプリ用のライブラリが公開されています。そこで、iPhone用のSDKをダウンロードして、サンプルアプリケーションをコンパイルするまでの手順を紹介します。もちろん、XcodeとiOS SDKは導入済みであるとします。

2010/08/02

V8のMinGWでのコンパイル

V8はGoogle Chromeに搭載されたIA-32かARM上で動作するJavaScriptエンジンです。ソースコードはC++で書かれており、新BSDライセンスで提供されています。

Chromeに使用されていますが、スタンドアロンでの実行や組み込みでの実行が簡単に実現できるようになっています。使用ユーザが多いJavaScriptであり実行速度が速いため、今後組み込み用に使えるのではないかと思います。

この記事では、V8のコンパイルを行います。ただし、コンパイルを通すためにMemoryBarrierをコメントアウトしているので完全な動作を保証するものではありません。(よい対処法があればお知らせください)

2010/04/17

Clutter ToolkitのMinGWでのコンパイル

Clutter Toolkitはオープンソースのライブラリで、可搬性のあるアニメーション付きのUIインタフェースを提供します。

iPhone OSなどに代表されるように、最近ではアニメーションを用いたUIが普通になってきています。GUIによるアニメーションによって、処理による遅延を上手く隠蔽することができれば、ユーザのストレスの軽減になる可能性があるためです。また、タッチパネル上でのスワイプによるページ送りなどのようにユーザの操作とアニメーションが非常によい組み合わせになっている場合もあります。

Clutter ToolkitはGNU LGPLの下で提供されています。Moblin (ネットブック向けOS) にも採用されており、今後もオープンソース系のソフトウェアで使用が広がっていくでしょう。

Clutter Toolkitは内部でOpenGLを使用していますが、APIで隠蔽されているため、ユーザはOpenGLを意識せずに使用できます。また、Clutter Toolkitはオブジェクト指向ライブラリであり、GTK+などで使用されているGObjectを基底クラスとしています。

この記事では、Clutter Toolkitのコンパイルを行います。基本的には、手順はbuild/mingw/READMEに書かれていることと同じですが、面倒な箇所は省略しています。