2013/12/08

Xcodeでストーリーボードを編集するだけでアニメーションを可能にするライブラリCanvasを試す

コードを書かずにXcodeのストーリーボード上のユーザ定義の属性をいじるだけでアニメーションができてしまう ライブラリCanvasを試してみました (ライセンス: MIT)。

つかいかた

表示時のアニメーション

Canvasでは、UIViewを作って、そのCustom ClassをCSAnimationViewとして、そこにアニメーションさせたい要素を入れていくだけです。

アニメーションの内容についてはUser Defined Runtime Attributesに書いていきます。

  • type はアニメーションの種類 (文字列)
  • duration はアニメーションの時間 (数値)
  • delay はアニメーションの開始時間 (数値)

これだけでアニメーションさせることができます。

なお、既存の要素に適用させたいなら、適用させたい要素を選んでから、Editor → Embed in → Viewを選ぶと、適用させたい要素を子要素とするUIViewができますので、それをCSAnimationViewにするだけです。

コードからアニメーションを呼ぶ

コードから指定したときにアニメーションさせる、みたいなことも簡単にできます。

それにはまず、アニメーションさせたい内容のCSAnimationViewをIBOutletとして追加します。

@property (weak, nonatomic) IBOutlet CSAnimationView *animationView;

あとは、それをstartCanvasAnimationするだけです。

- (IBAction)switchValueChanged:(UISwitch*)sender {
    [self.animationView startCanvasAnimation];
}

インストール方法

いつものようにPodfileに追加して、

pod 'Canvas'

pod installするだけです。

> pod install
Analyzing dependencies
Downloading dependencies
Installing Canvas (0.1)
Generating Pods project
Integrating client project

[!] From now on use `XcodeSample.xcworkspace`.

おわりに

Canvasの導入方法と利用方法を紹介しました。

CanvasはCSSっぽいものも目指しているようで、アニメーション以外にも、ブラー付きのビューなどもあるみたいです。

デザイナーがいるのでアニメーション部分はまかせたい、なんていう状況なら便利かもしれません。

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