少し前にAutodeskが123D Circuitsという回路を設計できるサービスをオープンしました。
123D CircuitsではArudinoを使った設計もできて、パブリックな回路ならフリーで利用できます。
ちょっと前にArudinoを購入して、ちょこっといじっていた自分にとってはいろいろ便利そうだったので試しに利用してみました。
まず、circuits.ioに行ってユーザ登録(サインアップ)しましょう。
サインアップ後に、次のような画面が表示されます。ここには作成した回路がリストされます (が、サインアップ直後なのでなにも表示されない)。
新しい回路を作成するために、「New circuit」をクリックしましょう。
Arudinoを利用してみたいので、回路名を入力してから「Arudino + breadboard circuit including simulation」を選択して、「Create New!」をクリック。
ここは選択した回路のプレビューが表示されます (が、新規作成なのでなにも表示されない)。
「Edit Circuit」をクリックして編集開始しましょう。
次のようなエディタが起動します。
これは「ブレッドボードビュー」で、実際の部品と同じような外見で表示/編集できます。部品の回転は右上の丸い矢印で行います。
ブレッドボードやArudinoもドラッグで移動できます。
Arudinoのコードを編集するには、Arudinoを選択して「Arudino Code Editor」をクリックします。
次のようなウィンドウが表示されます。サンプルのコードが入れられていました。
このサンプルコードを試すためには、LEDを13とGNDに挿し込むだけです (足の短いほうをGNDに入れる)。
そして、右上の「再生ボタン」を押せばコンパイルしてシミュレーションを自動開始します。LEDが光っているのがわかりますね。
おわりに
回路図を見たりするだけでなく、それをフォークしたり、すぐに試したりできるのも嬉しいところ。
現時点では利用できる部品が少ないように見えるので、実用にはちょっとつらいのかもしれませんが、勉強で利用するのには十分かなあと思いました。
とりあえず、Arudinoをどこでも気軽に試せるようになるのは非常に嬉しいので、これからも利用していきたいと思いました。
ちなみに料金プランは次の通りです。有料プランではプライベート回路を作成できたり、プリント基盤を注文するときに割引があったりするみたいです。
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