2013/04/11

Sikuliのクラス構成と利用上のTips

Sikuliのクラス構成と利用する上でのTipsをいくつかまとめました。

クラス構成

クラス構成は上の図のようになります。

メインとなるのはRegionとそのサブクラス2つです。

これらを得る方法はいくつかありますが、一番よいのは領域が制限されるApp.getFocusedWindow()などでしょう。Appではそれ以外にもアプリケーションの起動自体も行うことができます。

また、前の記事にあるように、ScreenからScreenImageを取得することでスクリーンキャプチャ画像を得ることができます。

OCR

前の記事でも利用していますが、region.click('Click This')とすると、文字認識で領域内のClick Thisをクリックとかできます。

また、region.text()で領域内の文字認識させた結果を得ることもできます。

ただし、領域内の画像次第ですが、精度はあまりよくないです。また、日本語も認識しません。

インタラクティブモード

コマンドライン上でのインタラクティブモードがあります。

> java -jar /Applications/Sikuli-IDE.app/Contents/Resources/Java/sikuli-script.jar -i

ただし、MacではSikuli-IDE.appを/Applicationに配置しておかないとエラーになります。

  • 参考: https://answers.launchpad.net/sikuli/+question/211529

Error

Macで利用するときに、2回目以降のIDE起動でハングすることがありました。このときは、次のようにplistを削除するとよいです。

> rm -f ~/Library/Preferences/org.sikuli.ide.plist 

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