前回の記事「gulpでmochaのテストをできるようにする」でコマンドラインからのテストを可能にしました。
今回は、テスト結果をJUnit形式のXMLファイルに出力させるようにして、それをJenkinsで集計できるようにします。
テスト結果をJUnit形式のXMLファイルに出力させる
gulp-mochaでテスト結果をXMLファイルに出力させるには、次のような手順でxunit-fileを利用します。
gulp-mocha内のmochaにxunit-fileを追加します
12$cdnode_modules/gulp-mocha/node_modules/mocha/$ npminstall--save-dev xunit-filegulpfileの
testタスク内のreporterをxunit-fileに変更します1234# testgulp.task'test',['script'],->gulp.src['lib/*.js','test/*.coffee'].pipe mocha{reporter:'xunit-file'}
これで、gulp testを実行するとxunit.xmlが生成されるようになります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 | $ gulp test[gulp] Using file /Users/safx/src/mantle-gen/gulpfile.js[gulp] Working directory changed to /Users/safx/src/mantle-gen[gulp] Running 'script'...[gulp] Finished 'script' in 24 ms[gulp] Running 'test'... foo() ◦ は引数ありなら正負を逆にした値を返す ◦ は0なら0を返す ◦ は引数なしなら0を返す[gulp] Finished 'test' in 49 ms$ cat xunit.xml<testsuite name="Mocha Tests" tests="3" failures="0" errors="0" skipped="0" timestamp="Sat, 01 Feb 2014 15:54:15 GMT" time="0.003"><testcase classname="foo()" name="は引数ありなら正負を逆にした値を返す" time="0"/><testcase classname="foo()" name="は0なら0を返す" time="0"/><testcase classname="foo()" name="は引数なしなら0を返す" time="0"/></testsuite> |
Jenkinsでテスト結果を集計する
Jenkinsでテストさせるには、シェルの実行でgulp testさせて、テスト結果のxunit.xmlを集計させるようにするだけです。
これで、実行するとリポートが集計されていきます。
ただし、npmパッケージが更新されることを考慮するなら、「シェルの実行」は次のようにしておくほうがよいでしょう。
1 2 3 4 5 6 7 | npm install[ -f node_modules/gulp-mocha/node_modules/mocha ] && \ cd node_modules/gulp-mocha/node_modules/mocha && \ npm install --save-dev xunit-filegulp test |
おわりに
gulpによるテスト結果をJenkinsで集計できるようにしました。
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