ちょっと前に安定版のWine 1.6がリリースされました。Mac OS XでX11が不要になったりとわりと嬉しい更新が多いです。
なので、前にWinskinで作成したアプリをエンジンをアップデートしようと思ったら、ちょっとややこしかったのでその手順をまとめました。
Winskin Wineryでエンジンを取る
まず、Winskin Wineryを起動します。
「New Engine(s) available」とあり、新しいエンジンが利用できることがわかるので、「+」をクリック。
ダウンロードしたいバージョンを上のプルダウンから選んで、「Download and Install」をクリック。ちなみに 1.5 や 1.7 などふたつ目の値が奇数のものは開発版ですので利用する際は注意。
エンジンのバージョンを確認して、「OK」。
ダウンロードしてインストールされるまで待ちます。
これで上のリストに「WS9Wine1.7.0X」が追加されました。 ついでに、Wrapperのバージョンアップしているようなので「Update」をクリック。
ダウンロードしてインストールされるまで待ちます。
これで、エンジンとラッパーの両方の最新版を取得しました。
個々のアプリでアップデートを行う
Winskinで作成したアプリケーションを右クリックして「Show Package Contents」。
中のWineskin.appをダブルクリック。
設定ダイアログが表示されますので、「Advanced」をクリック。
ダイアログ表示後にまず「Tools」タブに切り変えてください。このタブの下のほうで、このアプリが利用しているラッパーとエンジンのバージョンを確認できます。 エンジンを変更したいなら、「Change Engine Used」をクリック。
変更先のエンジンを選んで「OK」。
しばらく待ちます。
エンジンが変更されました。続いてラッパーを切り変えたいなら、「Update Wrapper」をクリック。
次のような確認ダイアログが出ました。「ラッパーを更新すると下の5つのファイルやフォルダが更新されるけどいいの?」という確認です。通常は大丈夫なので「OK」。
これでラッパも変更されました。
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