さふに実装すべき機能としてタグがあります。これは、簡単に言えばPhotoshop ElementsやLightroomなどに搭載されている写真にキーワードを付ける機能です。この機能には実装すべき内容と実装時における問題点がいくつか考えられるため、本記事や関連記事でそれに関しての検討を行います。
タグの要件
タグに必要であると考えられる項目を次に示します。
- 子要素を作成可能
- タグ名で検索可能
- タグ名を変更可能
- 表示の順番をカスタマイズ可能
- シンボリックリンクを作成可能
- 色やアイコンなどの属性を設定可能
- 同じタグ名が複数あってもよい これは同じ文字列だけれど意味が異なるタグを作成可能とする
「未整理」などといった固有名詞ではない一般名詞はタグとして重複してしまう可能性は大いにあります。そのため、内部的には重複は可能にしておくのがよいでしょう。 なお、シンボリックリンクはシソーラスではありません。なぜなら、「整理してない」を「未整理」へリンクを張った場合、それはひとつのTIDへのリンクであり、他の「未整理」へは波及しないからです。
キーワードデータベースの要素
TID (Tag ID)をキーとして次の要素が必要です。
- Parent TID (0ならroot要素)
- リンク先 TID (シンボリックリンクのため: 0なら実リンク)
- 順序番号
- ラベル色
- アイコン
- フリガナ
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